シニアハウジングの選択肢
年をとると持ち家を管理する責任が大変だと思う人が大勢います。自分のコミュニティに住み続けたいが、しかも自分のニーズや能力にあった環境を求めています。ご自身や、年老いた両親、親戚または友人のために、住宅えらびを考えていますか?最初にどのような介助、または生活準備が必要か、健康保険は何をカバーするのか、費用はどれだけ出せるのかなど、調査をしてください。シニアハウジングは、住人に提供するケアのレベルにより分類されます。その範囲の片方の端には、ケアがほとんど、または全くないコミュニティがあります。反対の端には、常時ケアを提供する施設があります。その中間に、変化のニーズに対応できる幅広いハウジングの選択肢があります。
以下にハウジングの選択肢のいくつかを挙げてみます:
継続ケア型リタイアメント・コミュニティ
[CCRC=Continuing Care Retirement Community]
CCRC は同じ場所で、3つないし4つの段階のケアを提供します。これには自立生活、介助生活、熟練看護ケアおよび記憶ケアが含まれます。ケアのレベルごとに場所を変えるのではなく、CCRC は同じ場所の中で、ケアのレベルに応じあなたを移動させてくれるのです。CCRCでは、あなたやご家族が、将来どのような質のケアと設営が期待できるのかがわかります。CCRCの住人は、将来の健康ケアのニーズが同じ場所で満たされることがわかっているという安心感があります。CCRCでは、ライブのエンターテインメントから運動プログラム、理髪サービスに到るまで、変化に富んだサービスが提供されます。
自立生活
シニア向け自立生活コミュニティは、健康上問題の少ない、自立できるシニアを対象とします。住人は完全に設備されたプライベートのアパートメントに住みます。アパートメントの大きさは、スタジオ[ワンルーム]タイプから大きい2寝室まであります。食事には特別に準備されたご馳走が用意されます。住人は毎日何回の食事をするかで、料金を決めるところもたくさんあります。娯楽のため、さまざまな社交的な外出やイベントが用意されていることが多いです。
介護生活
介護生活コミュニティでは、基本的に自立生活者の日常活動において、ひとつあるいはそれ以上の介護を提供します。介護施設としては、「ザ・プラザ」がオアフ島の各地にあり、またノースショアには、「オーシャンサイド・アシステドリビング」があります。
高度看護
高度介護ケアでは、1日24時間、週7日の看護を提供します。手術のあとの短期間とか、衰弱した患者には長期間必要なことがあります。高度看護施設の例としては、「ハレヌイ」とか
「オアフケア」があります。
ホスピス
死期が迫った病人とか、余命が6ヶ月以下である末期患者であると医師が判断した時点で、ホスピス介護が始まります。ホスピスチームは、在宅あるいはシニア生活コミュニティにいる患者に看護を提供します。ホスピスは、介護施設や高度看護施設とも協力します。看護の焦点は、心身の安息と生活の質におかれます。「ヌアヌハレ」、「セントフランシス・ヘルスケア」、「ホスピスハワイ」などがあります。
シニアハウジングには数多くの、異なる選択肢がありますが、決定の負担を子供にかけないためにも、前もって生活の変化に備えることが大切です。メディケイドやメディケア[ いずれも国の健康保険制度] をもつシニアなら大抵、これらハウジングの選択肢の資格があります。あなたやご家族にとってどの選択肢が一番良いのか、議論し、お決めになってください。ここをクリックし、ホノルル市郡にあるシニアハウジング選択肢のリストをごらんください。[City and County of Honolulu housing options] 。
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